揺れる想いは万華鏡

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プロ格闘ゲーム界隈①

とむじです。
業界分析も兼ねて自分の知識を文字化したかったのと
知らない人に格闘ゲームについて知ってもらうために
プロゲーマー、特に格ゲープロについてなるべく初心者向けに書いていきたいと思います。
これを読めば格ゲー界隈をだいたい理解できるぐらいの内容にしていきたいです。
揺れる想いは万華鏡に書く理由は、ここの読者(ゎら)に格ゲーマーはまあいないことと
何気にPVがそこそこ多いこと。
 
ゲームをあまりしない人、格闘ゲームに興味がない人も、
こういう世界があるんだってことを是非知って欲しいので、
最後まで読んでくれるとすごく嬉しいです。よければお願いします。
 

 

 
今回はとりあえずプレイヤー一覧とタイトル紹介。
プレイヤーはすべて敬称略です。
 
§主要な知識§
e-Sportsイースポーツ)
エレクトロニック・スポーツの略称で、コンピューターゲームビデオゲームをスポーツとして捉えた名称。
主なジャンルはFPSRTS格闘ゲーム(FTG)、レースゲーム、スポーツゲームなど。
チェス・ビリヤード・囲碁等のことを指すこともある。
 
・EVO(エヴォ)
Evolution Champion Seriesという、世界最大の格闘ゲーム大会。Evolution。
1万人以上の参加選手数、その数倍のノベ観客数を動員。
毎年日本人選手も数多く参戦する。

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EVO2016最終日、会場写真
 
 
プロ格闘ゲーマーとは
主にスポンサーの支援を受けて対戦格闘ゲームの大会に出場、及び広報活動をする職業。
欧米ではすでに市民権を得つつあるが、日本ではスポーツという文化が根付いていない。
2010年、ウメハラが米マッドキャッツに所属し日本人初のプロゲーマーとなる。
その後続々とプロ化の道が進み2012年までに十数人のプロが生まれ、
2016年特にスポンサー契約が頻繁に行われ、日本の格ゲーシーンに新展開を見せた。
 
 
プロテストのようなものが有るわけではなく、企業やチームから金銭的支援を受けているかどうかが現在のプロか否かの区分けである。
スポンサーによって金銭的支援の制度は様々で、月給制や遠征費用のみの負担であるなど
契約によって形態は異なる。
 
プロ格闘ゲーマーの主な収入源は、
大会参加のギャランティ・大会入賞による賞金・イベント出演や執筆活動など。
プロ活動だけで生活ができる選手は少なく、別に生活基盤となる本業を持つ兼業プロがほとんど。
2015,16年におけるストリートファイター公式世界大会Capcom Cupの優勝賞金は約1500万円
準優勝約700万円であり、トップの成績を収められれば賞金だけで1年間の生活を送れるとは言える。
 
国内プロ格闘ゲーマー一覧(参考:格ゲープレイヤーwiki)2017年3月2日時点
※個人的に調べたものなので抜けがある可能性があります。
選手名
スポンサー・所属チーム等
主なタイトル等
HyperX Twitch RedBull Cygames
sako
HORI
ふ〜ど
Team GRAPHT
MOV Team GRAPHT
AO
BLACK EYE
鉄拳
Takumi
Team GRAPHT BLACK EYE
UMVC
aMSa
VGBootCamp
にえとの
DetonatioN Gaming
DetonatioN Gaming
立川
DetonatioN Gaming
かめめ
DetonatioN Gaming
ボンちゃん
RedBull
ノビ
山佐
鉄拳
ユウ
山佐
鉄拳
タケ。
山佐
鉄拳
かずのこ
TeamGODSGARDEN(GGP)
神園
GGP
DOA
ふり〜だ
GGP
UMVC等
ソウジ
GGP
BB
オオヌキ
OPENREC(CyberZ)
ハイタニ
YOUDEAL Majestic Athletic
ゆかどん YOUDEAL
トンピー
Magnoloa Factory
ネモ
ALIENWARE
チクリン
COOAS
鉄拳
あばだんご
Luminosity Gaming
M'
SANWA
あざぜる
Rampage
GO1
CYCLOPS OSAKA
どぐら
CYCLOPS OSAKA
BB等
たぬかな
CYCLOPS OSAKA
鉄拳
2GGaming
イカメン
ナチュラルズ北海道
BB
ゼクス(鳴海)
ナチュラルズ北海道
BB
コイケ
名古屋OJA
BB
えいた
Gamewith
フェンリっち
インフィニティ大阪
BB
ふぃるむ
iGS福岡
BB
ときど
Echo Fox
ももち
Echo Fox
チョコ
Echo Fox
ペこス
Rascal Jester
鉄拳
 
鉄拳 7人
BB 6人
その他 5人
計42人
 
格闘ゲームメインタイトル紹介
 
EVO2016参加者数5107人
文句なしに格闘ゲームの中でプレイヤー人口が一番多いゲーム
海外のプレイヤーも日本産格ゲーで最も多い。
1987年から最も長くシリーズが続いているゲーム(最初の格ゲーではない)。
 
カプコンが公式で、CapcomCupという大会を主催しており、
賞金総額は2016年大会で50万ドル
優勝賞金は約1500万円、準優勝でも約700万円なので
ストリートファイタープロのほとんどはこれを目標にゲームをする。
優勝賞金が多いということはプレイヤー層も厚くなり、
プロではない一般のユーザーの注目度も高い。
注目度の高い大会に出る選手は影響力が高いので
CapcomCupに優勝するような選手はほぼ間違いなくプロになれると言えるでしょう。
 
大会の数も(おそらく)最も多い。
CapcomProTourと言われる、カプコンが公式で認めた大会が世界各地で開催され、
プロツアーで好成績を収めたプレイヤーがCapcomCupに出場できるシステム。
大会に多く出るだけCapcomCupに出場できる可能性が増えるため、
プロゲーマーは各国の大会にでるための遠征費などをスポンサーに負担してもらうことが多い。
 
ゲームシステムとしては、2D格闘ゲームの代表といえるゲーム。
2段ジャンプや空中ダッシュは無く、単純な差し合いと読み合いが勝負を分ける
硬派な格ゲーと言える。
出始めに無敵がある昇竜拳や、遠距離の相手に攻撃できる波動拳など
格闘ゲームの基礎と言える部分を生み出し、その要素を突き抜かせたゲーム。
 
前作のウルトラストリートファイターⅣまではゲームセンターでアーケード版が稼働していたが、
ストリートファイターVからはコンシューマ版のみに統一。
このことはゲームセンターの少ない海外向けを考えてのことだと思われる。(アメリカ等の国土が広い国ではゲームセンターは流行りにくい)
 
ストリートファイターⅣから始まった、家庭用でのオンライン対戦は格ゲーの歴史に変革を与えたが、
カプコンゲームのオンライン環境はあまり良くない現状。
ストリートファイターVもそこは最も大きな問題と言える。
 
 
・鉄拳
EVO2016参加者数549人
2Dゲーム代表がストリートファイターなら
3Dゲーム代表は鉄拳。
格ゲーにおける3Dとは、横移動だけではなく奥行きに移動できるというシステムのこと。
ストリートファイターもキャラ自体は3Dモデルが使われている。
 
現在のナンバリングは鉄拳7、家庭用が6月に発売予定。
正直鉄拳だけは5を少しやったことがあるだけであんまり状況分からないです。
2016年、古参プレイヤーであるユウ、ノビ、タケ。の3人が山佐と契約してプロゲーマーになったことは大きなニュースだった。
チクリン、たぬかなもプロゲーマーとなり、2016年は鉄拳のプロゲーマーが急増する年となった。
 
公式大会としてTHE KING OF IRON FIST TOURNAMENTが存在する。
女子大会、学生大会、無差別大会を公式側が用意している珍しい大会。
日本で行われるGRAND FINAL世界大会の賞金総額は1000万円
優勝300万円 準優勝150万円
海外での人気はそこそこといったところ。
 
 
開発:HAL研究所(DX) ソラ・バンダイナムコ(for) 販売:任天堂
EVO2016参加者数WiiU部門2637人、DX部門2350人
 
タイトルとしてはスマブラDXがesportsとして海外で長く注目されている。
海外名はSuper Smash Bros, Melee
Meleeといわれればこれ。
WiiU版のスマブラforに比べてゲームスピードの速さ、コンボのつながりやすさ、操作の自由度などが高い。
日本よりも海外のほうが人口が多い印象。
海外では、Mango、PPMD、Mew2King、Armada、Hungryboxの5人がスマブラDX界における5神 ”Five God”と呼ばれ、
スマブラDXにおける7大メジャー大会(EVO、MLG、APEX、Genesis、RoM、Pound、Zenith)
においてすべてこの5人のいずれかが優勝している。
2014年以降5人すべてがプロチームに参加してプロゲーマーとなっている。
 
古いゲームであるが未だにプレイヤー人口が多く、
ハードがゲームキューブ(またはWii)であるためネット対戦がないが、
ユーザー主催などによるオフ対戦会が数多く開催されていて盛り上がりが続く。
 
 
 
WiiU3DSスマブラスマブラforもプレイヤーが多い。
 
開発側がネット対戦における”ガチ”対戦システムを採用し、
発売直後から競技として注目されていた。
2014年にプロゲーミングチームDetonatioN Gamingににえとのが加入し、
2016年にはAbadango、かめめ、Rainがプロチームに加入、
その後関西の有名スマブラプレイヤー小森霧がプロ化し、プロスマブラーは5人になった。
 
海外にもforのプロスマブラーは多く、
チリ出身のプロスマブラーZeRoは2015年10月までに出場した大会をすべて優勝し、
絶対王者と呼ばれていた。
 
 
2014年EVO参加者数508人
 
2008年稼働、ドット絵を利用した16:9のHD画質を使用した美麗なグラフィックが特徴。
アークシステムワークスGUILTY GEARシリーズのスタッフが再集結して開発されており、
GGシリーズのシステムを多く踏襲している。
特に、2段ジャンプ・空中ダッシュが共通システムとして採用されているのが特徴的で、
このようなゲームは海外では”Air Dasher”と言われていて、ストリートファイターなどのクラシカルなゲームとよく対比される。
同様にAnime gameとも言われ、(ストリートファイターとくらべて)いわゆるアニメ調のイラストとキャラが特徴的。
コンボが長い、操作の自由度が高い、技の数が多い、ゲージを使った要素が多いなど
一般的には初心者へのハードルが高めと言われる。
 
2009年に発売した家庭用1作目からネット対戦を実装しており、
アークはその後ネット対戦環境の改善を続け、カプコンゲーに比べて評判も良い。
 
ARC REVOLUTION CUP(あーくれぼ)という公式大会が存在する。
賞金総額250万円(2015年)
アーク産格闘ゲーム(アークゲー)の祭典であり、その時稼働しているアークゲー複数が種目となる。
他のゲームと比べると賞金は少なめ。
 
2016年、eSCとJeSPA主催の「日本eスポーツリーグ」のタイトルに選ばれる。
ナチュラルズ北海道・東京ヴェルディ・名古屋OJA・インフィニティ大阪・CYCLOPS OSAKA・iGS福岡
の6つのプロeスポーツチームが作られ、
各チーム所属の選手がプロゲーマーとして参戦した。
これにより、今まで存在しなかったBBのプロプレイヤーがほぼ同時に複数登場することになった。
 
Airdasher、Animegame、アークゲーと呼ばれるゲームは海外受けがそこまで良くないのが現状。
日本では賞金制の大会が開催しにくい現状から、海外大会が行われないと大会で賞金を稼ぐのが難しい。
海外人気が低く賞金制大会の少ないアークゲーからはプロゲーマーが誕生しにくいと言えるだろう。
 
 
DOAポッ拳KOF、GGは省略
そのうち書きます。