揺れる想いは万華鏡

オコエ、清宮、そして時代はラシードへ

maraj的レコード評論 第2回 - the peggies『Hell like Heaven』

どうもみなさんこんにちは、marajです。

夏休みを利用して(注・研究活動に休みなどない)毎日記事を寄稿しよう、ということで、第1回で終わりを告げてしまわれた私のレコード評論を復活させようと思います。

暑い夏にぴったり?なレコードを紹介していこうと思うので、オタクくんのみんなはぜひ聴いてみてね。

では、GO!

 

f:id:a2h1me:20200809224410j:plain

the piggies - Hell like Heaven

2017年にメジャーデビューした新進気鋭の3ピースガールズバンド「the peggies」から、記念すべき1stフルアルバム『Hell like Heaven』を紹介しようと思います。

僕は、ガールズバンドというのはそれだけで市場価値が高いように感じていますが、とはいえファンが増えるかどうかってのはまた別問題でもあります。とりわけガールズバンド特有のねちっこさというのは特徴的であると思っており、僕の苦手な要素でもあります。

そんな中でも、本アルバムはこのねちっこさすら彼女らの意志を具現したもののように感じられ、とても大好きなアルバムの一つです。

アルバムの雰囲気としては、一貫してオルタナティブを感じさせるロックに仕上がっており、全ての曲がアップテンポに、爽快感の強い内容になっています。

 

テレビアニメ『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』のタイアップ曲である「君のせい」は、4つ打ちの映える王道ロックチューンであり、君のせい〜と連呼する印象的なフレーズは、アルバム全体の明るい雰囲気に誘うようです。そして突如姿をあらわすマイナー調の「する」。AメロからBメロ、サビに至るまでの緩急に思わず耳を奪われる「マイクロフォン」と、ライブ映えしそうな曲が続き、「ドリーミージャーニー」に流れます。これは、テレビアニメ『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』のエンディングテーマだそうで、未来に向かう意思を歌詞の節々に感じさせるような美しい曲です。

さて、5曲目の「はちみつ」で一転、ローテンポで後ろ向きな感じに移ります。こういう曲を書けるのも女の子ならではなのでしょうか?サウンドも3ピースで完結しているところが潔いところだなあと思います。

かと思いきや、鮮やかな疾走感と共に「そうだ、僕らは」「かみさま」「BABY!」と駆け抜けます。すると雰囲気が一転、リズムのハネが印象的な「Fortune」により、アルバム全体に休符ができたようです。

「サマラブ超特急」「LOVE TRIP (2019)」「明日」と、前向きで可愛いポップ・ロックを続けてこのアルバムが締まります。

 

通りの良いボーカル、それを丁寧に活かすギター、ベースの歪みは心地よく、ドラムはいろいろな表情を見せてくれるので、全体としては単調に見えても、飽きずに楽しく聴けるとても素晴らしいアルバムになっています。

結構万人受けするアルバムだと思うので、みんなぜひ聴いてみてね。

 

そりでは、BAY